胃がん全摘出手術後の現状報告と今度につきまして

2020年5月に胃がんによる胃の全摘出を行い2年以上が経過した元胃がん患者からの現状報告・お知らせです。(代筆)

胃がんによる胃全摘出後の経過報告(2年3ヶ月経過)

2020年5月に印鑑細胞癌の為胃の全摘出を行い、2年以上が経過しました。

術後半年

全摘出後の6ヶ月間は術後の傷口の痛み、血が足りないことによる貧血・ふらつき、早期・後期ダンピングとの戦いで、術後1ヶ月で意識を失い肋骨を骨折し、その後食事も取れず70kg近くあった体重は10キロ以上減りました。

この頃はダンピング以上にただ食事を食べることがきつく、処方されるお薬だけでお腹がいっぱいになり、当初は栄養・脂肪の点滴も併用しておこないました。

仕事に復帰したいと言う思いだけで突っ走り気合でなんとかなると思った時期でもあります。

術後1年

食後のダンピングは毎回辛いながらも、食事量が増えてきて、食事に挑戦する楽しみがあった時期です。

仕事にも復帰し、血の不足?からか頭が以前より回らない、手足がしびれ、倦怠感がありながらも、仕事ができる事に喜びを得ていました。

仕事をしながらなので、1日6回の食事は諦め普通に朝昼晩の食事を自分なりに食べられる量を食べていましたが、朝食後にダンピングの腹痛や、めまい等で動けなくなり、仕事を休む日が多いため、朝ごはんを抜くようになりました。

体重は更に10キロ減り、50キロを切ることもありました。

術後2年

胃がん患者ではないから正常という考えが、もしかしたら胃の全摘出というのはかなり重い状態なのではないかと思ってきた。

個人的な差もあるだろうが、手術後2年が経過しても毎日、毎食後のダンピングによる不調(まったく動けない事も)、手足のしびれと痛み、毎日微熱があり倦怠感が日々増している。

食事は肉でもラーメンでも食べれるけど、まったく喉を通らない日もあり、おかゆやドロドロのオートミールを一口食べただけで食道(たぶん術後の縫い目)に」ひっかかり、鼻水や痰が溢れ出て吐きそうになりながら30分~1時間程度悶える。

どれも今まで2年間続けて来たが、体重は50キロを切ったまま、増えることもなく、そろそろ体力・気力が尽きて来ました。

今後につきまして

当法人のFacebookページでもお知らせしましたが、立ち上がるのも難しく、少ない更新ではありましたが、近況報告は出来ない事になりました。

しばらく療養のため更新を控え、元気を取り戻して参りますので、今後ともご支援の程宜しくお願い致します。

一般社団法人ファンプラス 理事長 渡邉 竜