胃癌手術入院記録(8日目から10日目)

眠剤を飲まずほぼ寝ることが出来なかった術後8日目からの入院ドタバタ劇。

胃全摘出手術後8日目

前日調子に乗り眠剤を飲まなかったため、ほぼ寝れなかった。

朝の歩行時体重は65.7キロまで減っていたのも少しショックだ。

朝昼晩の流動食を完食することが出来た、流動食ではあるがしっかり噛みながら唾液を出すのが大切だという。

※主治医が言うには特に完食する必要は無いらしい。

 

もともとガッツリガツガツ食べるタイプなので、ゆっくりよく噛んで食べるというのは苦手かもしれない。

ゆっくり食べるというのはかなり意識をしないと駄目だ。

 

今日から歩行以外にスクワット、腿上げを開始した。

 

目に見えて体力低下しているため負担がかからない程度に行う。

胃全摘出手術後9日目

今日の食事は全粥から3分粥にグレードアップ。

食事を平らげ、その後栄養士さんとお話をすることに。

入院中は食事が出るため、退院後の話になるが、まとめるとこうなる。

  1. お酒は飲んでもいいがビール等の炭酸よりウィスキー水割りがいい。
  2. 生牡蠣のノロウィルスは胃酸関係なく当たるので胃の有無は関係ない。
  3. ラーメンは固めじゃなく普通で、スープを飲むときは蓮華ではなく器から飲むと油を削減できる。
  4. 鶏の唐揚げは皮を取りましょう。

食べたいものの話をしただけになってしまったので、今度はどんな食事が良いかちゃんと聞こう。。

夜ご飯にはお魚が登場した。

ほぐし身だが、これまでの口の中でどろどろになるものではないのは初だ。

気をつけて食べていたつもりだったが、ちょうど食道と小腸の結合部あたりがギューッと締め付けられる感覚で少し痛い。

もう少し時間をかけてゆっくり食事をする必要がありそうだ。

傷口はそれほど痛くはなくなっているが、腹筋を利用して起き上がるときなどは力を入れるのをためらってしまう。

術後の痛みの恐怖心だろうか。

飲み物は自由(コーヒーや炭酸等以外)なので売店でココアを購入し飲んだ。美味い。

液体は問題なく行ける気がするが油断は禁物。

胃全摘出手術後10日目

今日も同じく3食ともに3分粥を完食

はんぺんが噛んでも溶けないため慎重に食べ進めた。

先日の腹痛がちょっとトラウマになっているかもしれない。

横腹の穴がふさがったためシャワー解禁が解禁になった。

シャワーを浴びれるというだけでかなり生き返った気分になり元気もでる。

今日もココアを買ってカロリー補給、本当はコーヒーあたりを行きたいところだが我慢。